微分方程式を離散化することで
→
※流線関数の時間発展の様子(粘性が大きい場合):
※東西風の時間発展の様子(粘性が大きい場合):
→ 非粘性極限で論文と一致する?
粘性を小さくしていくと:
※流線関数の時間発展の様子(粘性が小さすぎる場合):
しかし、完全には収束しない(ズレが残る)
→ 論文のモデルはあくまで近似的なモデルに過ぎない
→ Held and Hou (1980) の解析モデルはハドレー循環の性質をよく捉えているが、完全ではない。
※放射平衡場を季節変動させた場合(流線関数):
※放射平衡場を季節変動させた場合(東西風):
軸対称大気における乾燥・ブシネスク流体のプリミティブ方程式:
※ ただし子午面における緯度・高度を
放射平衡温位
※ 温位は式中で必ず
※また、パラメタの値は Held and Hou (1980) に従って定める。
予報変数を
と表すことにする。その上で、今回は次の松野スキームによる時間発展を考える。
よって、松野スキームのそれぞれのステップにおいて診断変数
図:松野スキームの計算の流れ。予報変数
子午面をセルに分割し、下右図のようなスタッガードグリッド状に変数を配置した上で、差分により空間微分を評価する。(ただし計算用領域の外側にダミーセルを用意する。)
であり、第
※ ただし途中で
よって積分が
特に今、静水圧平衡を用いれば
よって(2)式を(1)式に代入し
となり、(3)式を(2)式に代入し直せば
として
※ ただし
(※そもそもAIにコードを書かせればいいという話ではあるが…)
図:
→
図:
図: 温位の南北(輸送)フラックス
図:
図: ポテンシャル渦位
図:
図:
温位場
放射平衡温位
→ しかし実際は放射加熱中心が季節とともに変化するはず!
Lindzen and Hou (1988) に従い放射平衡場を季節変動させる。
→ 放射加熱中心
放射加熱中心を正弦波で振動させる。(夏至で最も北半球寄りになるようにする。)
また、シミュレーションのパラメタは Lindzen and Hou (1988) に従う。
※流線関数の時間発展の様子:
※東西風の時間発展の様子:
※南北風の時間発展の様子:
※温位場の時間発展の様子:
Held, I. M., & Hou, A. Y. (1980).
Nonlinear axially symmetric circulations in a nearly inviscid atmosphere.
Journal of the Atmospheric Sciences, 37(3), 515–533.
DOI: 10.1175/1520-0469(1980)037<0515:NASCIA>2.0.CO;2
Lindzen, R. S., & Hou, A. Y. (1988).
Hadley circulations for zonally averaged heating centered off the equator.
Journal of the Atmospheric Sciences, 45(17), 2416–2427.
DOI: 10.1175/1520-0469(1988)045<2416:HCFZAH>2.0.CO;2
Oort, A. H., & Rasmusson, E. M. (1970).
On the annual variation of the monthly mean meridional circulation.
Monthly Weather Review, 98(6), 423–442.
DOI: 10.1175/1520-0493(1970)098<0423:OTAVOT>2.3.CO;2
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